建築物は意匠、構造、設備の３つの要素で構成されています。
建物の姿形を「骨格」や「筋肉」とするならば、設備は内臓や神経、血管などの「器官」であるとよく言われます。
身体の健康には健全な器官が必要であるのと同様に、建築物においても設備が十分に機能しないと、建物そのものが本来の機能を発揮することができません。そういう意味では、建築設備は建物の良し悪しを決める重要な役割を担っていると言えます。
オーク設備工業は、空調設備、衛生設備の設計・施工を主な事業として、建物に快適・安全な空間をつくる仕事をしています。
また、高度な温湿度管理と空気清浄度が要求されるクリーンルームなど工場における生産環境づくりや、快適性・安全性と併せて省エネ・環境負荷低減を実現する設備のリニューアルも得意としています。
建物の用途や規模、気候条件、地域などによって異なる「温度」「湿度」「気流」「空気清浄」をコントロールし、人々に快適な空間やそれぞれの施設に適した空調環境を創るのが空気調和設備です。近年では、社会のニーズに対応して「空気の質の向上」、「省エネと安全・環境への配慮」をキーワードに空調技術は進化を続けています。高い技術力と豊富な実績で、お客様の目的に合った空間を高品質・高機能な空調システムで実現します。
人々の生活に欠かせない「水」を建物に供給し、使用した水を衛生的に処理・排水するのが給排水システムです。給排水システムとともに私たちの快適な生活を支えている給湯設備、ガス設備、消火設備などを含めた給排水衛生設備は、機能的かつ安全であることに加えて、昨今、防災や非常時に対する備え、自然環境に対する配慮が重要視されています。オーク設備工業は、雨水・排水の再利用など自然の水環境保全に努めながら、お客様に安全・安心なライフラインをご提供いたします。
半導体、医薬品、食品などの工場では、クリーンルームや恒温恒湿といった高度な生産環境が求められます。また、工場の製造装置には、空気、ガス、水、薬液を供給・排出するための特殊な配管やダクトなどのユーティリティ設備が必要となります。オーク設備工業は、半導体クリーンルームのスペシャリストとして、省エネと安全・環境に配慮した産業空調設備、ユーティリティ設備の設計から施工に至るまで数多くの実績と長年培った技術力で、お客様の高度な生産環境づくりをお手伝いいたします。
建物に比べると設備の寿命は短く、空調などの機器は15年前後、その付帯設備で20～30年と言われており、設備機器が劣化すると効率や安全性の低下を招きます。定期的に設備リニューアルを行うと、快適性や安全性を改善することができ、建物のランニングコストの低減、さらには建物の資産価値の向上にも繋がります。オーク設備工業では、リニューアルの調査・診断から企画・提案・施工・メンテナンスまで一気通貫してサポートしており、空調・衛生設備の他に電気設備を含めた全面リニューアルにも対応いたします。
